HAT TRICKERS
HAT TRICKERS(ハット・トリッカーズ)
HAT TRICKERS(ハット・トリッカーズ) は、1996年に結成された東京を拠点とする日本のパンク・ロック・バンドです。映画『時計じかけのオレンジ』の世界観をコンセプトにした “クロックワーク・パンク(Clockwork Punk)” を標榜し、ホラー要素や Oi!パンク を融合させた独特のスタイルで知られています。
バンドの特徴
HAT TRICKERSの最大の特徴は、映画『時計じかけのオレンジ』に登場する 「ドルーグ(Droogs)」 を彷彿とさせる衣装やメイクによるビジュアル・コンセプトです。白い衣装やシルクハットなど、映画の世界観を強く意識したスタイルでステージに立ち、パンクとホラーの要素を融合させた独自の表現を確立しています。
音楽面では、初期UKパンクやハードコアパンクの影響を色濃く受けたサウンドが特徴。Oi!パンクのストリート感と、キャッチーで勢いのあるパンクロックを組み合わせた楽曲で、日本のアンダーグラウンド・パンクシーンの中でも強い個性を放っています。
メンバーと活動
結成当初は Mu Tricker(Vo) と Kenji(Gt) を中心に活動を開始しました。
2000年代半ばにMu Trickerが脱退した後は、Kenjiがボーカルを兼任し、現在は唯一のオリジナルメンバーとしてバンドを牽引しています。
ライブでは、疾走感のあるパンクサウンドと、演劇的とも言えるダークなステージ演出が特徴で、国内外のパンクファンから支持を集めています。長年にわたり日本のホラー/ストリートパンクシーンを代表するバンドの一つとして活動を続けています。
主な作品
『ULTRA PUNK DROOGS』(2003年)
バンド初のフルアルバムであり、代表作として知られる作品。ライブで定番となっている楽曲も多く収録されており、HAT TRICKERSの世界観を象徴する一枚となっています。2025年にはアメリカのレーベルから初のアナログ盤リリースも予定されています。
『CLOCKWORK SOLDIERS』(2014年)
前作から約11年ぶりに発表された2ndフルアルバム。クロックワーク・パンクのコンセプトをさらに深化させた作品として評価されています。
『HAT TRICKERS // DEFIANCE』(2025年予定)
アメリカのストリートパンクバンド DEFIANCE とのスプリットアルバムがリリース予定となっています。
最新のライブ活動
現在も精力的にライブ活動を続けており、2026年には以下のイベントへの出演が予定されています。
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・2026年2月14日
EARTHDOM 20周年記念イベント(the原爆オナニーズ、FORWARD などと共演) -
・2026年3月28日
POGO77 RECORDS企画「OLD PUNKS 激闘市街戦」
クロックワーク・パンクという独自のコンセプトを掲げながら、ホラー、Oi!、ストリートパンクの要素を融合させたサウンドで、日本のパンクシーンにおいて独自の存在感を放ち続けているバンドです。