U.K. Subs
U.K. Subs
U.K. Subs(ユー・ケー・サブス)は、1976年にイギリス・ロンドンで結成されたパンクロックバンド。
1970年代のUKパンク第一世代に属するバンドの一つであり、長年にわたって活動を続けていることで知られるレジェンド的存在である。
バンドの中心人物はボーカルのCharlie Harper。
メンバーの入れ替わりが多いバンドだが、Harperは結成以来の唯一のオリジナルメンバーとして活動を続けている。
UKパンク黎明期に登場
U.K. SubsはもともとThe Maraudersという名前で活動していたが、
1976年にロンドンのパンクシーンに影響を受け、バンド名を変更して本格的にパンクバンドとして活動を開始した。
初期メンバーは
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・Charlie Harper(Vo)
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・Nicky Garratt(Gt)
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・Paul Slack(Ba)
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・Pete Davies(Dr)
というラインナップ。
彼らの音楽は
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・パンクのスピード感
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・パブロック由来のロックンロール
を融合したストレートなスタイルが特徴だった。
ヒット曲と代表作
1978年にデビューシングル
「CID」
をリリース。
その後も次々と楽曲を発表し、以下のシングルがUKチャート入りする。
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・Warhead
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・Teenage
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・Stranglehold
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・Tomorrow’s Girls
これらの曲はUKパンクを代表するクラシックとして知られている。
1979年にはデビューアルバム
『Another Kind of Blues』
をリリース。
アルバムはUKチャート21位を記録し、パンク時代の名作の一つとして評価されている。
“AからZまで”アルバムを作る伝説
U.K. Subsは非常にユニークなプロジェクトでも知られる。
それは
アルバムタイトルをアルファベット順にリリースする
というもの。
実際に
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・Another Kind of Blues(A)
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・Brand New Age(B)
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・Crash Course(C)
など、Aから順番にアルバムを制作し続け、
最終的にZまでのアルバムを完成させるという壮大な試みを実現した。
パンクの生き証人
1970年代パンクの多くのバンドが解散していく中で、
U.K. Subsは長年ツアーを続け、最も長く活動するUKパンクバンドの一つとなった。
そのストレートで荒削りなパンクサウンドは
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・ストリートパンク
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・Oi!
などのシーンにも大きな影響を与えている。
まとめ
U.K. Subsは、1970年代UKパンクの最前線で活動してきたレジェンドバンドである。
派手なメディア露出こそ少ないものの、
シンプルでエネルギッシュなパンクロックと圧倒的なライブ活動によって、長年にわたりパンクシーンで支持され続けている。
UKパンクの歴史を語る上で欠かせない存在と言えるだろう。


