ANARCHY
ANARCHY
1970~80年代日本パンク史に刻まれた反骨の旗手
ANARCHY(アナーキー/亜無亜危異) は、1978年に埼玉県和光市で結成された日本のパンク・ロックバンドだ。バンド名はイギリスのセックス・ピストルズの代表曲「Anarchy in the U.K.」に由来し、海外パンクの衝撃を受けながら“日本語で叫ぶパンク”というスタイルを確立した先駆者として知られている。
■ 日本語パンクの草創期を駆け抜けた衝動
1978年の結成当初、メンバーは近所の公民館や楽器店で練習に明け暮れ、遊び半分でパンクを鳴らしていたという。ザ・クラッシュやセックス・ピストルズら海外パンクへの憧れと、日本の日常的不満や若者の苛立ちを日本語で歌詞に乗せたそのスタイルは、当時の音楽シーンに強烈な衝撃を与えた。
1980年にはシングル「ノット・サティスファイド」、同年アルバム『アナーキー』でビクターインビテーションからメジャー・デビュー。パンク本来のストリート感と反骨精神は多くの若者の共感を呼び、支持を集めた。
■ 断続的な活動と再評価
活動は1980年代後半に一度停滞し、ギタリストの逸見泰成(マリ)の事件などもあって「THE ROCK BAND」と名を変えて活動した時期もあったが、その後断続的に復活と休止を繰り返した。再結成やライヴ出演を経て、2018年からは“亜無亜危異”名義で再始動。2020年には20年ぶりのフルアルバム『パンク修理』をリリースし、往年のパンク精神を現代に伝えている。
■ 音楽と影響
ANARCHY のサウンドは、初期パンクの荒々しさとストレートな表現が特徴で、当時の日本の若者たちにとって“自分たちの声”を音楽にする先駆けとなった。彼らの存在は、日本のパンク/ロックシーンの基礎を築いた重要な一角として今も語り継がれている。
荒々しくも真っ直ぐな衝動──ANARCHY(亜無亜危異) は、日本語で鳴らされるパンクの最初期の旗手だ。
海外パンクの熱を受け止め、日本の日常と反骨心を融合させたその音楽は、今聴いても色褪せないインパクトを放つ。
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