BBQ CHICKENS
BBQ CHICKENS
横山健(Hi-STANDARD)発 — ショートチューンで爆走するファストコア/ハードコア・パンクの異端児
BBQ CHICKENS(バーベキュー・チキンズ) は、2000年に東京都杉並区高井戸で結成された日本のパンク・ロック/ハードコアバンドだ。**Ken Yokoyama(横山健:Hi-STANDARD)のサイドプロジェクトとしてスタートし、ポップパンクとは一線を画した高速かつ破壊的なショートチューン・スタイルでシーンに強烈な印象を残している。
■ “楽しいこと以外やりたくない”という信念
結成メンバーは幼なじみ同士という仲の良さもあり、2001年8月に1stアルバム『Indie Rock Strikes Back』をリリース。このアルバムは1曲数秒〜1分半程度の超短尺曲で構成されていながら約85,000枚という異例のセールスを記録し、インディーズ・パンクシーンで一躍注目を浴びた。
その後、シンプルな歌詞とハードコア/スラッシュ寄りの爆走感が特徴の『Good Bye to Your Punk Rock』(2002年)、カヴァー主体の『Fine Songs, Playing Sucks』(2003年)などを発表。楽曲の短さ、ノリの良さ、ありえないほどの勢いで駆け抜けるスタイルは、他に類を見ない“BBQ流パンク”として評価された。
■ ハードコア×スラッシュの衝動
BBQ CHICKENS の音楽性は、日本のハードコア・パンクとクロスオーバー・スラッシュを融合したものだ。超高速で突き進むギター、鋭いリフ、刻み込むリズムに加え、ボーカルの叫びが激しく絡み合う、短時間で爆発するタイプのサウンドが特徴。
またユーモアある音楽性も彼らの魅力で、コミカルなMVや遊び心ある企画(例:「Japanese Katana Soundtrack」オムニバス企画など)でも知られる。
■ 活動と現在
長年活動は断続的だったものの、2011年には約8年ぶりのアルバム『Crossover and Over』を発表し、メタル色も取り入れた進化を見せた。2013年には5thアルバム『Broken Bubbles』をリリースし、全国ツアーも行うなど現場でも存在感を見せている。
現在も Pizza of Death Records という人気パンクレーベルの主要バンドとして、多くのライブやリリースを通してパンク/ロックの精神を鳴らしている。
■ BBQ CHICKENS の魅力
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・爆速ショートチューン中心の独特なスタイル ― 1分以内のハードコア曲群
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・横山健の感性 × コアパンクの衝動 ― Hi-STANDARDとは異なる荒々しさ
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・ユーモア/遊び心を含んだ表現 ― 映像や企画における遊び心
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・Pizza of Death Records の象徴的存在として活動継続
BBQ CHICKENS は、単なる“派生バンド”ではなく、日本のハードコア・パンク史に刻まれた 高速×激烈×痛快なバンドとして知られ、その破壊的なショートソング群は今も多くのパンクファンから熱狂的に支持されている。

