バンド・アーカイブ // データ。
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Biohazard
バンド・プロフィール & 詳細
Biohazard
NYHC × メタル × ヒップホップの融合体
**Biohazard(バイオハザード)**は、1987年にニューヨーク・ブルックリンで結成されたハードコアバンド。
ニューヨーク・ハードコア(NYHC)を基盤に、メタルとヒップホップの要素を大胆に融合させたパイオニア的存在です。
メンバーはエヴァン・サインフェルド(Ba/Vo)、ビリー・グラツィアデイ(Gt/Vo)、ボビー・ハンブル(Gt)、ダニー・シュラー(Dr)ら。
ストリートのリアリティをそのまま叩きつけるスタイルで90年代を席巻しました。
サウンドの特徴
1. NYHCの重厚化
タフで重いリフ、ミドルテンポ主体のグルーヴ。
従来の高速ハードコアとは異なる“重量級”サウンド。
2. ラップ調ボーカル
ヒップホップのフロウを取り入れたヴォーカルワークは当時革新的。
後のラップメタル/ニューメタルの先駆けとされます。
3. ストリートリアリズム
ブルックリンの現実、暴力、団結、サバイバル。
美化しない“街の声”をそのまま音に変換。
代表作
-
・『Urban Discipline』 (1992)
最大のヒット作。代表曲「Punishment」収録。
クロスオーバー・ハードコアの金字塔。 -
・『State of the World Address』 (1994)
メタル色がさらに強化された意欲作。
シーンへの影響
Biohazardは、
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・NYHCのメタル化
-
・ラップメタル誕生
-
・90年代ミクスチャー/ニューメタル
-
・ハードコアのメインストリーム進出
に大きな影響を与えました。
同時期にはRage Against the MachineやClawfingerなども登場し、
ジャンルの境界を壊す流れが加速していきます。
Biohazardの本質
✔ ハードコアの攻撃性
✔ メタルの重量感
✔ ヒップホップのグルーヴ
✔ ストリートの現実感
彼らは“融合”をファッションではなく、
生きるための表現として鳴らしたバンドです。


