Devo
Devo(ディーヴォ)
**Devo(ディーヴォ)**は、1972年にアメリカ・オハイオ州アクロンで結成されたニューウェーブ/ポストパンクバンド。
独特のコンセプトと前衛的なサウンドで1970〜80年代のロックシーンに大きな影響を与えたバンドであり、代表曲「Whip It」で世界的な成功を収めた。
結成と「ディヴォリューション(退化)」思想
Devoは、Mark MothersbaughとGerald Casaleが学生時代に出会ったことをきっかけに結成された。
バンド名の「Devo」は “De-Evolution(人類の退化)” という概念から取られている。
この思想は
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・人間社会は進化ではなく「退化」している
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・大量消費社会や権力への風刺
といったテーマを表現するもので、彼らの音楽やライブ演出の中心となった。
ライブでは
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・ロボットのような動き
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・工業的な衣装
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・赤いドーム型の帽子(Energy Dome)
など、強烈なビジュアルイメージでも知られている。
デビューとブレイク
1977年にシングル
「Mongoloid / Jocko Homo」 を発表。
1978年には Brian Eno プロデュースによるデビューアルバム
『Q: Are We Not Men? A: We Are Devo!』
をリリースし、批評家から高い評価を受けた。
1980年のアルバム
『Freedom of Choice』 から生まれた
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・「Whip It」
が世界的ヒットとなり、Devoはニューウェーブを代表するバンドとなった。
音楽性
Devoのサウンドは
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・ニューウェーブ
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・ポストパンク
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・パンクロック
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・シンセポップ
などを融合した独自のスタイルが特徴。
また
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・シンセサイザーの積極的使用
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・機械的でミニマルなリズム
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・皮肉とユーモアを含んだ歌詞
など、当時としては非常に革新的な音楽性を持っていた。
影響と評価
Devoは商業的なヒット以上に、後のオルタナティブロックやエレクトロニックロックに与えた影響で高く評価されている。
彼らの実験的なスタイルは
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・ニューウェーブ
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・インダストリアル
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・オルタナティブロック
など多くのジャンルのアーティストに影響を与えた。
現在も再結成ライブやツアーを行うなど活動を続けており、ロック史における最も個性的なバンドの一つとして語り継がれている。

