Disclose
Disclose
**Disclose(ディスクローズ)**は、日本・高知県で結成されたD-beat/クラストパンクバンド。
1990年代の日本ハードコアシーンを代表する存在であり、Discharge直系のD-beatサウンドを極端なまでに追求したバンドとして世界中のパンク/クラストシーンに強い影響を与えた。
中心人物はボーカル/ギターの川上秀樹(Kawakami)。彼の死去により、バンドは2007年に活動を終えた。
高知から生まれた“究極のD-beat”
Discloseは1990年前後に高知で結成され、
Dischargeの影響を徹底的に突き詰めたスタイルで知られている。
特徴は以下のようなもの。
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・爆音レベルのファズ/ディストーションギター
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・Discharge直系のD-beatリズム
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・極端にノイジーで粗いサウンド
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・繰り返しの多いミニマルな曲構成
その音はしばしば「raw punk」や「noise-d-beat」とも呼ばれ、世界中のクラストパンクバンドに影響を与えた。
歌詞テーマとメッセージ
Discloseの歌詞は主に
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・核戦争
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・戦争の恐怖
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・社会崩壊
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・人類の破滅
といったテーマを扱っている。
これはDischargeやVarukersなどのUKアナーコ/クラストパンクの思想を強く受け継いだものであり、Discloseはその精神を日本で最も純粋な形で体現したバンドの一つとされている。
世界のアンダーグラウンドで支持
Discloseはメジャーとは無縁の存在だったが、
世界のパンクアンダーグラウンドでは非常に高い評価を受けている。
彼らは
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・多数の7インチEP
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・スプリット作品
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・カセットテープ
などを世界中のDIYレーベルからリリースし、
テープトレード文化やパンクDIYネットワークを通じて広く知られるようになった。
代表作品
主な作品
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・Tragedy(1994)
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・The Demos Album(1995)
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・Nightmare or Reality(1999)
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・Yesterday's Fairytale, Tomorrow's Nightmare(2003)
また、初期音源をまとめたコンピレーション
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・Raw Brutal Assault Vol.1 (1992-1994)
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・Raw Brutal Assault Vol.2 (1994-1998)
などもファンの間で重要な作品とされている。
Kawakamiの死とバンドの終焉
2007年6月5日、
フロントマンの**川上秀樹(Kawakami)**が急性アルコール中毒により死去。
彼の死によってDiscloseの活動は終わりを迎えた。
しかし現在でも彼の名前は日本ハードコアパンクの象徴的存在として語り継がれており、世界中のクラスト/D-beatバンドに影響を与え続けている。
まとめ
Discloseは、日本のハードコアパンクの中でも特に極端なD-beatスタイルを追求した伝説的バンドである。
Dischargeの精神を徹底的に受け継ぎながら、
ノイズと歪みを極限まで高めたサウンドは世界中のパンクシーンに影響を与えた。
その中心人物Kawakamiの存在とともに、Discloseは今もなお日本クラストパンクの象徴的存在として語り継がれている。

