バンド・アーカイブ // データ。 1544

GASTUNK

バンド・プロフィール & 詳細

GASTUNK(ガスタンク)

パンクとメタルを接続した、日本最初の“異端”

1983年結成、東京発のロックバンド、
GASTUNK

ハードコアパンクからスタートしながら、
ヘヴィメタルやハードロックを大胆に取り込み、

日本で初めて“パンク×メタル”を本格的に融合したバンド

として語られる存在。


■ 概要

GASTUNKは単なるジャンルミックスではない。

  • ハードコアの攻撃性
  • メタルの様式美
  • ロックのスケール感

これらを一つのバンドとして成立させた、
当時としてはかなり異例の存在。

メディアからは「ヘヴィメタルバンド」とも呼ばれたが、
その実態はもっと雑食で、もっと危険。


■ メンバー(代表的ライン)

  • Vo:BAKI
  • Gt:TATSU
  • Ba:BABY
  • Dr:PAZZ

この布陣がGASTUNKの“完成形”。


■ 来歴

1983年、BABYを中心に結成。

初期はハードコアパンクとして活動し、
その後徐々にメタル要素を強化。

1985年『DEAD SONG』で注目を集め、
1987年『UNDER THE SUN』でメジャー進出。

1988年、アルバム『MOTHER』を残して解散。

その後

  • 1999年(hide追悼ライブ)
  • 2006年
  • 2010年〜本格再始動

と断続的に復活し、現在も活動を継続している。


■ サウンド / スタイル

GASTUNKの核は

“暴力性と様式美の同居”

具体的には👇

  • ハードコア的なスピードと粗さ
  • メタル的リフとドラマ性
  • クリーンとデスを行き来するボーカル

特にBAKIの

歪んだシャウト ↔ メロディアスな歌唱

の切り替えは、後のバンドにも大きな影響を与えた。


■ ビジュアル / 美学

GASTUNKは音だけじゃない。

  • 白塗りメイク
  • 派手なヘアスタイル
  • 退廃的なビジュアル

これらは後の

ヴィジュアル系の原型のひとつ

とも言われている。


■ ライブ

ライブは完全に“破壊型”。

  • ハードコアの暴力性
  • メタルのスケール感
  • 圧倒的な存在感

当時の日本シーンではかなり異質で、

“パンクでもメタルでもない何か”

としてフロアを支配していた。


■ 代表作

  • 『DEAD SONG』(1985)
  • 『UNDER THE SUN』(1987)
  • 『MOTHER』(1988)
  • 『VINTAGE SPIRIT, THE FACT』(2021)

特に初期3作は、日本ロック史の重要作品。


■ 影響 / フォロワー

GASTUNKの影響はかなり広い。

  • X JAPAN
  • L'Arc〜en〜Ciel
  • 黒夢

などのメジャー勢から、

  • COCOBAT
  • BALZAC

といったパンク〜ハードコア勢まで。

つまり、

“ラウド系・V系・パンクを横断して影響を与えた”

かなり特殊なポジション。


■ まとめ

GASTUNKは、

パンクでも、メタルでもない。

その“間”を無理やり繋いだバンド。

だからこそ、

  • 後のラウドロック
  • ヴィジュアル系
  • ミクスチャー

その全部の源流にいる。

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