IN-HI
IN-HI(インハイ)|“沖縄×メロコア”を成立させたチャンプルー・パンク
90年代後半、日本メロコアが広がる中で、
まったく別の角度からシーンに突っ込んできたバンド——IN-HI。
それは単なる地域性じゃない。
“沖縄の音楽そのものをパンクにぶち込んだ”異端の存在。
■ 概要:沖縄発、“INDIAN-Hi”から始まった物語
IN-HIは1997年、沖縄で結成。
当初は「INDIAN-Hi」として活動し、その後IN-HIへ改名。
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・結成:1997年
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・出身:沖縄
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・ジャンル:メロディックハードコア/ミクスチャー
2000年には自主レーベル「High Sigh Records」を設立し、
完全DIY+沖縄発信というスタイルを確立。
■ サウンド:メロコア×沖縄民謡=“沖縄コア”
IN-HI最大の特徴はここ。
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・メロディックハードコアの疾走感
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・沖縄民謡的な旋律
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・明るく開放的な空気感
この融合によって生まれたのが、
“沖縄コア(チャンプルー・メロコア)”
ハードコアの激しさに、
島唄的なメロディが乗るという
かなり異色なスタイル。
■ キャリア:インディー→メジャー→再び現場へ
IN-HIはかなり動きのあるキャリアを持つ。
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・2001年:「チバリYo!」でメジャーデビュー
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・アルバム『WE ARE THE CHAMPULOO』などリリース
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・2007年:活動休止
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・2008年:活動再開
メジャーも経験しつつ、
最終的には再びインディーへ戻り、
現場主義で活動を継続している。
■ 作品:沖縄色とパンクの両立
代表的な作品には:
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・『WE ARE THE CHAMPULOO』(2003)
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・『7 colors mind』(2004)
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・『不倫中の海人』(2004)
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・『RYUKYU DISTORTION』(2005)
どの作品も共通しているのは、
“沖縄であることを隠さないパンク”
■ ライブ:陽気さと熱量の同居
IN-HIのライブはかなり独特。
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・盛り上がるのに重すぎない
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・シンガロングできる
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・どこか祭りっぽい
つまり、
“楽しいのにちゃんとハードコア”
■ シーンでの立ち位置:沖縄シーンの開拓者
IN-HIは単なる1バンドじゃない。
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・沖縄発のラウドシーンを牽引
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・地域性を武器にしたスタイル
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・後続バンドへの影響
いわゆる
“ローカルを武器にした成功例”
■ PUNKHUB的解釈
IN-HIは、USフォロワーではない。
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・自分たちの文化を使う
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・それをパンクに変換する
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・外に向けて発信する
これはつまり、
“ローカル発グローバル・パンク”
■ まとめ
IN-HIは、
“沖縄とパンクを混ぜたパイオニア”
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・1997年結成の沖縄バンド
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・メロコア×民謡の独自スタイル
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・メジャー経験後も現場で活動
ただのミクスチャーじゃない。
“土地ごと鳴らしてるバンド”