LINK
LINK(リンク)|“世界と繋がった”横浜発メロディックパンク
90年代後半、日本メロコアが加速していく中で現れたバンド——LINK。
彼らは単なる国内シーンの一員ではなく、早い段階で“海外と接続した日本パンク”を体現した存在だった。
■ 概要:高校の同級生から世界へ
LINKは1997年、横浜で高校の同級生によって結成。
デモ音源が注目され、1999年のコンピ参加で一気にシーンへ浮上した。
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・結成:1997年(横浜)
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・ジャンル:メロディックパンク/パンクロック
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・活動:1997年〜2008年 → 2010年再結成
いわゆる“ライブハウス叩き上げ”でありながら、
初期から外へ広がるポテンシャルを持っていたバンド。
■ サウンド:US直系×日本的メロディ
LINKの音は明確にUSパンクの影響下にある。
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・疾走感あるメロコアサウンド
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・英語詞中心の楽曲
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・シンプルで抜けのいい構成
いわゆるHi-STANDARD系の流れと重なりつつも、
より海外志向が強く、ストレートなUSパンク感が特徴。
■ 最大のトピック:Green Dayとの接点
LINKを語る上で一番重要なのがここ。
なんと彼らは、
Green Dayの
ビリー・ジョー・アームストロングに認められ、
彼のレーベルAdeline Recordsから作品をリリースしている。
これは当時の日本パンクとしてはかなり異例。
つまりLINKは、
“海外に見つかった日本のパンクバンド”
■ 活動:日本→アメリカへ
その後の動きもかなり攻めている。
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・アメリカツアー敢行
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・海外コンピ参加
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・日本全国ツアー
特に日米ツアーは、
当時の日本メロコアバンドとしてはかなり先進的な動きだった。
■ メジャー進出:シーンの中心へ
2006年にはメジャーデビューを果たし、
アルバム『OVER THE REVOLUTION』をリリース。
さらにフェス出演などを経て、
インディー→メジャー→海外という理想的な流れを実現。
■ シーンとの関係性:横の繋がりも強い
LINKは単独で突出しただけでなく、
当時の重要バンドとも深くリンクしている。
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・GOING STEADY
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・ASIAN KUNG-FU GENERATION
などと交流があり、
2000年前後のロックシーンの中核と接続していた存在。
■ 解散と再始動
2008年に一度解散するも、
2010年に再結成。
この流れも含めて、
“一度終わってもまた鳴らす”パンクらしい生き方を体現している。
■ PUNKHUB的解釈
LINKは、いわゆる“日本的メロコア”とは少し違う。
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・内向きじゃない
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・最初から外を見てる
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・世界基準で勝負してる
つまり、
“グローバル志向のDIYパンク”
■ まとめ
LINKは、
“日本メロコアを海外に接続したバンド”
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・横浜発のリアルなストリート感
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・USパンク直系のサウンド
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・Green Dayとの接点という実績
派手に語られることは少ないけど、
流れを知るとかなり重要なポジションにいる。