バンド・アーカイブ // データ。 1494

MASTURBATION

バンド・プロフィール & 詳細

MASTURBATION(マスターベーション)|初期ジャパコアに“異物感”を持ち込んだ異端

80年代初頭、日本のハードコア黎明期。
その中でもひときわ異質な存在として語られるバンド——
MASTURBATION

わずか数年の活動ながら、
ジャパコアの枠に収まらない独自性で、今もコアな支持を集めている。


■ 概要:短命ゆえに伝説化した初期パンク

MASTURBATIONは1981年に結成、1985年に解散。
活動期間は約4年と短いが、その存在感は非常に濃い。

  • ・活動:1981年〜1985年

  • ・ジャンル:パンク/ハードコア

  • ・立ち位置:初期ジャパコアの異端

同時期には
G.I.S.M.やGAUZEといったバンドが台頭していたが、
彼らはそのどれとも違う方向を向いていた。


■ サウンド:ジャンルを拒否する“混沌”

MASTURBATIONの最大の特徴は、
ジャンルに収まらないカオスな音像

  • ・ハードコアの攻撃性

  • ・ロック的な展開力

  • ・ノイズや実験性

単純なスピード勝負ではなく、
**“何をやるかわからない不穏さ”**が常にある。

当時のジャパコアが“直線的な暴力”だとすれば、
MASTURBATIONは**“歪んだ狂気”**。


■ メンバー:後の重要人物を輩出

このバンドのもう一つの重要ポイントがメンバー。

  • ・ベース:TATSUSHI(後に奇形児)

  • ・ドラム:中村達也(後にBLANKEY JET CITY)

つまり、

後の日本ロック史に繋がる人材がここにいる

単なる一過性のバンドではなく、
“流れの中核”に関わっている存在。


■ ライブ:伝説として語られる現場

MASTURBATIONは音源以上にライブの評価が高い。

  • ・法政大学での伝説的ライブ

  • ・カオスなパフォーマンス

  • ・予測不能な展開

特に80年代当時のライブは、
**“何が起こるかわからない危うさ”**を持っていたとされる。


■ シーンでの立ち位置:どこにも属さない

彼らは、

  • ・ハードコアでもあり

  • ・ロックでもあり

  • ・ノイズでもある

でも、

どれにも完全には属さない

この“居場所のなさ”こそが魅力。


■ PUNKHUB的解釈

MASTURBATIONは、いわゆる“完成されたバンド”じゃない。

  • ・荒い

  • ・不安定

  • ・まとまってない

でもそれがいい。

“制御されてない衝動”こそパンク


■ まとめ

MASTURBATIONは、

“初期ジャパコアに異物を混ぜたバンド”

  • ・1981〜85年の短命活動

  • ・ジャンルを拒否するサウンド

  • ・後の重要ミュージシャンを輩出

王道じゃない。
でも、こういう存在がいるからシーンは広がる。

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