NUKEY PIKES
NUKEY PIKES
日本ハードコアとミクスチャーの境界を壊した90年代の伝説
NUKEY PIKES(ニューキー・パイクス)は、1989年に結成された日本のハードコアパンクバンド。1997年に解散するまでの約8年間、日本のインディーズシーンに大きな影響を残した伝説的存在です。
当時の日本のハードコアシーンの中でも異色の存在で、アメリカンスタイルのハードコアを軸にしながら、グランジ、ノイズ、ブルース、レゲエ、ソウル、R&Bなど多様な音楽要素を取り込み、独自のミクスチャーサウンドを生み出しました。
その音楽性は後の日本のラウドロックやミクスチャーシーンにも影響を与え、現在でも多くのバンドからリスペクトされ続けています。
バンドの誕生
NUKEY PIKESは1989年に結成。
初期はハードコアパンクをベースにしながらも、単なるスピード重視のハードコアではなく、幅広い音楽性を取り込んだスタイルを志向していました。
この雑食的な音楽性は当時の日本パンクシーンではかなり先鋭的で、ハードコアとオルタナティブの境界を越えるバンドとして注目を集めていきます。
音楽性
NUKEY PIKESの最大の特徴は、ジャンルを越えたサウンドです。
ベースとなるのは
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・アメリカン・ハードコア
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・パンクロック
ですが、そこに
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・グランジ
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・ノイズ
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・ブルース
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・レゲエ
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・ソウル
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・R&B
など様々な要素を取り入れたミクスチャー的なスタイルを確立しました。
この自由な音楽性は、90年代以降の日本のラウドロックやミクスチャーロックの流れを先取りしていたとも言われています。
代表作品
『NUKEY PIKES』(1991)
バンド初のフルアルバム。
ハードコアパンクを軸にした初期の代表作で、後のシーンに影響を与えた重要作とされています。
『no point』
よりカオティックで多様な音楽性が展開された作品。
メロディックな楽曲からハードコアまで幅広いサウンドが収録されています。
『The SPLIT DESERT』(1998)
1997年12月27日、千葉LOOKで行われた解散ライブを収録した作品。
NUKEY PIKESの活動を締めくくる重要なライブアルバムとして知られています。
シーンへの影響
NUKEY PIKESは90年代の日本ハードコアシーンに強い影響を与え、
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・BRAHMAN
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・COCOBAT
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・WRENCH
など多くのバンドからリスペクトされています。
2001年には、彼らに影響を受けたバンドが参加したトリビュートアルバムも制作されるなど、日本のインディーズシーンに残した功績の大きさがうかがえます。
まとめ
NUKEY PIKESは、90年代の日本パンク/ハードコアシーンの中でも特に異彩を放ったバンドです。
ハードコアを軸にしながらジャンルを越えたサウンドを作り上げたそのスタイルは、後のミクスチャーロックやラウドロックの流れにも大きな影響を与えました。
1997年に解散した今でも、
**“日本インディーズ史に残る伝説のハードコアバンド”**として語り継がれています。