The Used
The Used(ザ・ユーズド)
激情とメロディが混ざり合うポストハードコア/エモの旗手 — 2000年代シーンを象徴したアメリカン・ロックバンド
The Used(ザ・ユーズド) は、アメリカ合衆国・ユタ州オレムで2001年に結成されたロックバンド。激しいビートと叙情的なメロディ、激情的な歌唱が同居するサウンドで、ポストハードコア/エモ/オルタナティヴロックを代表する存在として世界のシーンに大きな影響を残してきた。
? ■ 結成と躍進
The Used は、バート・マクラッケン(Vo)、ジェフ・ハワード(Ba)、ジョーイ・ブラッドフォード(Gt)、ダン・ホワイトサイド(Dr) を中心に活動。2001年には Reprise Records と契約し、2002年6月にセルフタイトルの1stアルバム『The Used』をリリース。シングル「The Taste of Ink」「Buried Myself Alive」「Blue and Yellow」などを収録し、プラチナディスクを獲得するなど世界的に注目を集めた。
? ■ サウンドとスタイル
The Used の音楽は、ポストハードコア、エモ、パンク、オルタナティヴロック、スクリーモ など多彩な要素を横断し、激情的な表現と叙情的なメロディが渾然一体となっているのが最大の特徴だ。
そのサウンドは、
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・激しいギターとドラム
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・叫びと歌唱を行き来するヴォーカル
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・感情を深く掘り下げる歌詞
といった要素で構成され、ファンの心の奥底を揺さぶる表現力を持つ。
? ■ 代表作と歩み
The Used は、リリースごとに異なる表情を見せながら進化を続けてきた。
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・『The Used』(2002) — デビュー作。エモ/ポストハードコアの衝撃を世界に届けた名盤。
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・『In Love and Death』(2004) — 2ndアルバム。個人的な悲劇と感情が深く反映された作品で、さらなる評価を獲得。
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・『Lies for the Liars』(2007) — エモ・ポストハードコア色を色濃く打ち出したアルバム。
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・『Artwork』(2009) 〜以降 — 多彩な音楽性を追求し、エモからオルタナティヴ・ロックまで広がる音像を展開。
各作品はアメリカをはじめ世界中で高評価を受け、ゴールド/プラチナ認定を獲得するなど商業的な成功も収めている。
? ■ ライブと存在感
The Used は ライブパフォーマンス に定評があり、その場で爆発するようなエネルギーと観客との一体感はシーンでも際立つ。激しいサウンドと感情の表出は、アルバム以上に “体感としてのロック” を鳴らし、多くのファンを魅了してきた。
また Warped Tour や Taste of Chaos といった大型ツアー出演を経て、00年代を代表するライブバンドとしての評価を確立した。
? ■ なぜ The Used は特別か
✔ 激情 × 叙情の混ざる独自サウンド — 激しさと繊細さを同時に鳴らす
✔ 00年代ポストハードコア/エモシーンの象徴 — 多くのバンドに影響
✔ 名盤級アルバムの数々 — デビュー作から成熟期まで高評価
✔ ライヴ現場でこそ真価を発揮するバンド — 観客との一体感が圧巻
The Used は、感情の表出と音楽表現の幅を押し広げたロックバンド だ。激情と痛み、そして希望を同時に鳴らすそのスタイルは、00年代以降のシーンに深く刻まれている。

