TROPICAL GORILLA
TROPICAL GORILLA
90年代〜2000年代の日本パンク/スカ/メロディック・ハードコアを横断する実力派バンド
TROPICAL GORILLA(トロピカル・ゴリラ) は、1990年代初頭に結成され、日本のパンク/スカ/ハードコア・シーンで活動してきたロックバンドだ。Oi-SKALL MATES などで活躍する Cim を中心に、パンクを基本軸にしながら重厚なサウンドとポップな感性を融合させ、根強い支持を得てきた。
■ 多彩な音楽性を鳴らすバンド
トロピカル・ゴリラの音楽は、パンク、メロディック・ハードコア、スカパンクといった複数の要素を横断したスタイル。突進するギターリフ、スピード感あるリズム、そしてキャッチーなメロディを同時に鳴らすサウンドは、単純なストリート・パンクに留まらず幅広いリスナーに響いた。
彼らの楽曲は、疾走感と哀愁、そしてポップス的なフックが同居する性格を持ち、代表的な曲としては「Japanese Girl」「Static Biter」「Droog in a Slum」「No Rhyme or Reason」などが挙げられる。
■ 作品とリリース
トロピカル・ゴリラは、1990年代〜2000年代にかけていくつかのEP/アルバムを発表している。その中でも初期作となる EP『Act Your Age!!!』 や、2000年リリースのフルアルバム 『Mucho Meteor’s Popskull』 はこのバンドを語るうえで欠かせない作品だ。
2006年には、当時人気絶頂だった Beat Crusaders とのスプリット盤 『CELL No.9』 をリリースし、両バンドの音楽性をクロスオーバーさせる試みも行っている。
また、2003年には7インチ・シングル『Sunlit Skinny』をリリースするなど、シーン内で精力的に作品を発表してきた。
■ ライブと活動の歴史
結成以来、トロピカル・ゴリラはライヴを中心に活動し、下北沢シェルターや新代田FEVER など日本のライブハウスシーンでプレイしてきた実績がある。
90年代のインディーズ/パンクムーブメントの中で育ち、メンバーチェンジを経ながらも音楽性と活動姿勢を失わず、現在もイベント出演などでその名を見かけることがある。
■ TROPICAL GORILLA の魅力
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・パンク、スカ、メロディック・ハードコアが交錯する多面性
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・90年代〜2000年代の日本インディ・シーンの空気を凝縮したサウンド
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・代表作を中心にしたディスコグラフィーの存在感
TROPICAL GORILLA は、単なるジャンル枠に収まらない自由な発想でパンクを鳴らしてきたバンドだ。そのサウンドは、日本のメロディック・パンク史に確かな足跡を残している。


